イチルキ
「寒い…」
ルキアは押入れの中で布団にしがみつき丸まっていた。
「っ〜…もう我慢できぬ!」
そう思い、ゆっくりと押入れの戸を開けてみた。
「あったかそう」と羨ましそうに、寝ている一護を羨ましそうに見つめる。
「…今日くらい、いいよな?」
そう呟きルキアは押入れからひょいっと飛び出た。
そして一護の寝ている隣へ、一護を起こさないようにそーっと入る。
ん〜〜あったかい!
こやつめ、か弱い女の子の私に押入れで寝ろとなど言うとは…。
そんな事を考えながらルキアにとっては湯たんぽ代わりの一護に近寄る。
その時一護が寝返りを打った。
「ん…」
…っ!?
なっ、近い近い!!!
寝返りを打った一護の顔はルキアの目の前に。
ルキアは落ち着いていられない。
鼻息がかかるくらい近くに一護が居る。
そう思うだけで心臓が跳ね上がりそうだった。
あーーどうすればよいのだ!
って…!////
その瞬間、一護がルキアの背中に手を回した。
まるでルキアを抱き枕のようにして。
これでは私が湯たんぽではないか!////
ッ…、こやつ起きておるのではないだろうな…。
そう思い一護の顔を見た。
一護はやっぱり眠っている。
「ル…キア…」
一護がルキアの名を呼んだ。
突然自分の名前を呼んだ声にルキアは驚く。
ルキアは目を見開きただただ硬直するしかなかった。
こやつ…今私の名を…。
やっぱり起きているのではないかと再度一護の顔を見るが一護は眠っている。
…う…まぁあったかいし…いい…かな…?
そう思い瞼を閉じた。
―――午前4時半ごろ
一護は少し違和感を感じ目を覚ました。
すると目の前には黒髪。
なんだこれ…なんかいい匂いする…あったけぇ…。
あれ? 俺の腕の中にいるの…何だ?
ぇ…これって…そんなことないよな………ぇ!!?
ようやく視界がはっきりした一護が目にしたのは、自分の腕の中で眠るルキアだった。
は!? 何でこいつがいんだよ!
つーか何で俺抱きしめてるわけ!?
一護も落ち着いてられる場合じゃない。
心臓の音がルキアに聞こえないかヒヤヒヤしていた。
とりあえずルキアを起こそうと手を動かすとルキアがより近づいてきた。
ばっかお前!
これ以上近づくんじゃねーよ!!!////
心の中で思っていても口には出せないわけで。
そんなことを思いながらもルキアの寝顔を眺めていると起こすのも可哀相になってきた。
もう少し…このままでもいいかな…。
起きた時の事など考えず、一護は再び目を閉じた。
<END>
題名…当たり前と言えば当たり前なのですが^^;
緊張して体が熱い=気温より体温の方が高い的な感じでつけました。
にしても自分で言うのもなんですがホントにほのぼのですね…!
そろそろイっちゃおうかな^p^
けど初体験とかの話からじゃないとおかしいよねぇ…。
苦手だ!←
